あらまほしきこと
ことばは突然降ってくる
というか
わいてくる
あらまほしき
ということばが
ふいにわきたち
なんなんだろうと調べたら
徒然草のなかによく出てくる
兼好法師が好んで使っていた言葉のよう
あらまほしきこと
とは
こうありたい
自身の好みのことのようで
兼好法師は
いちばんたいせつなものを選びなさい
あとは捨てなさい
とまでいっていて
さすがの世捨て人
と思な
いい得て妙的で
現代的言語に訳し直すと
最優先事項をつける
ということ
今よりも
昔のことばのほうが風流
漢字はどこかシステマティックの
堅苦しさがあって
翻りのひらがなは
幅と柔らかさと広がり
のびのび感がある
その時代に使われた
ことばによって
感じられる
伝わってくるもの
ありとあらんあらぬるの
あらまほしき
いちばんたいせつな
たいせつにしている
自分軸の中庸バランス
表現ことば単語つかいの違いだけ
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