リアル
あの子がいつも聞いてる音楽や
あの人がいつも携えている本
それらは彼らのよすが
彼らのヒーロー
それを取り上げて
目の前に広がる世界に景色に
見遣ってほしいと思うけど
そのやり方がわたしにはわからない
そこは君を傷つけるものは何もないけれども
ないかもしれないけれども
それは何もないということ
なんにもないところ
心地いいわけではないけれども
抜け出すことが難しいというのを
知っているのは
わたしもかつてはそこの住人だったから
そこから連れ出すことはできなくて
自分で抜け出すしかないところ
あなたが君が
そこから出てこれますように
一緒に世界を楽しめますように
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