日常と詩

ウチダゴウさんの詩の朗読会へ
詩の朗読会というものが
どういう体で行われているのか
わからないので
くらべようがないのだけれども
詩にまつわるような
関係のあるようなないような
話をしながらの
ウチダゴウさんの朗読会は
その情景から
どこの何が視界に入り
取り出し創るのか
その感じが感じとれて
面白かった
のと
詩の言葉や内容よりも
ウチダゴウさんの声って
コクがあるので
その響きを感じるのが心地よし

スコットランドに滞在したときに
書き上げた作品にまつわる話の中で
日本とはスケール感の違う
スコットランドの自然の中にいると
圧倒的な無力さがきて
それが気持ちいい
とか
同じ光景が続くなかで
別の色が出現すると
それに惹かれる
引き寄せられるっていうお話とか
そのエピソードだけでも
異世界に連れていってくれる

文章っていうのは
いや作品というものは
その人の目には見えない経路を
形にしたものなんだなって
はじめて腑に落ちた
というか
だだもれじゃーんっていう感じ







SARA SOJYU

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