満月と孤独
いつの頃からか
孤独感がそこはかとなく
ときには濃厚に
自分の周りを漂うようになっていて
なんでそうなんだろう
いつもここなんだろう
と、思っていたのだけれども
先日、懇意にしている先生のお話を聞いて
ああ、自分で招いている結果か…
と、まあ、わかってはいたけれども
そのからくりが判明。
人と話をしていても
人の目はもちろんだけれども
顔を見て会話をするということが不得手で
それだけでも、聞いているのか?!
と相手はなるのに、さらに
相槌すらままならないような有様で
その反応は相手にしてみたら
・この話に興味がない
・話題を変えてほしい
と、わたしが思っていると
相手側は思うものなので
なので、せめて相槌だけでも打つのは「礼儀」
というところから
そういう態度は、相手をひとりぼっちにさせているのよ
といわれて、ああ、となる。
言い訳ではないけれども
こちらとしては
相手の話に対して、どのような返答をしようか
といったことを、考え始めているのだけれども
それをしてしまうと
その人が「今」話している会話に
耳を傾けられていない。
「先」を考えるのではなく
「今」にいることは
たとえ拙い返答や返ししかできなかったとしても
相手を安心させているわけであって
話を盛り上げたり、面白くするよりも
人との会話は、そちらのほうが実は大切。
周りは「仲良くしたい」、「愛したい」と思っていても
そういう態度をされてしまうと
・迷惑なのかもしれない
・求めていないのかもしれない
といった受け止められ方をされてしまうのよって。
自分は相手に喜んでほしくて
よかれと思って先回りして
いろいろ考えてしまう行為が
相手からしてみたら
全く逆の受け止められ方をされていて
お互いにお互いの本心とは
裏腹の結果になってしまうというからくり
これができていなかったから
人との関係性を育むことが
なかなか難しかったのか
と、気がつかなかった盲点を教えてもらえた
10月25日の満月の夜。
気の利いた答えや会話ができなくても
相手に安心感を安らぎを与えること
わたしもそういった会話をしたいよな
求めているよな
と、そのお話を聞きながら思った
から、すぐに自分の世界に没入したり
「今」ではなく「先」にいってしまう癖を変えていって
話していると、そばにいるとなんだかほっとするんだよねー
と、思ってもらえる風になっていこってなった。
いいお話聞かせてもらった、ほんと
出会えてよかった、ほんとうに
今の自分だから、すとんとくるけれども
前の自分だったら、同じ話されても
何にも響いていなかったと思う。
だから、いいタイミングとご縁で
意外と物事進んでいるんだなってなってた満月夜道。
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