リトリート
素敵な勘違いをしてくれる人がたまにいて
わたしのことをナチュラルな人とか
自然派な人って思ってくれていたりするのだけれども
そんなことはこれっぽっちもなくて
そういう世界のところにくると、ほんと痛感
人の気配を感じたくなくて
十数年ぶりに
ちょっと独特な宿泊施設に再訪
数十年前、はじめてきた時も
着るもの足りなくて立ち寄ったお店に
今日も立ち寄っていて
あ、あのときと同じことしているわ
と思いながら
アクセスのいいところにあるわけでもなく
近いわけでもないのに
なぜか、この辺には度々来ていると
軽いデジャヴみたいなものを感じながら到着
ここにくる人たちの雰囲気は独特で
自分の気配がどれだけ荒いのか
粗雑なのかがよくわかる
こういう世界にいきたいかなと
何度かアタックしても
結局、事が運ばなかったりで
到着風呂に浸かりながら
まれびと的にこういう世界に
たまに行くくらいの距離感が
自分にはほどよいのだろうと思った
ここの宿泊施設は
食べるものから、建物の素材とか
働いている人たちの着ているものとか
すべて、きっと
天然素材、食材オンリー
わたしにはそんなこだわりなくて
自分の好きなかんじでいってたら
なんとなく自然派の人たちよりかもだけど
自分の心地よさとか
好きなことがたまたまそっちにもある
だけで
それだけだと
毒気が強いので
色んな意味で
つまんなくて、飽きる、ほんと
みんなが仲良くひとつのテーブル囲んで
歓談しながらご飯を食べているのを横目に
自由気ままにしにきているのに
団体行動なんてしたくないやと
ひとりささっとテラスに移動して
誰も来ませんようにと願っている自分は
どんなものなのだろうと
いろいろ思い悩んだ方がいいかもしれないことも
まあいいやとして
しばし山籠り
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