好きなお店
10年以上前に「うさと展」がきっかけで知った
群馬県にある自然栽培のお野菜やお米
調味料などを取り扱っているお店。
はじめて足を運んだときとは
お店の名前も規模も運営形態も変わっているけれども
お店のポリシーは一貫して変わらずで
このお店に並んでいるものなら
このお店の方がセレクトしているものなら
という安定の安心感。
最近の天候から
群馬県内で自然栽培をしている農家さんの状況を知りたくて
久しぶりに足を運び
お店の方に、それとなく聞いてみると
「なんの問題もなしです。
自然栽培で育てていると、その環境に適応できるよう
野菜や稲も育っていきますからね。」
という話をしていると
神戸に住んでいた頃
自然栽培のやり方を教えてくれたり
いろいろと手伝わせてくれたり
また、自然栽培という農業のことだけにとどまらず
いろんなことを教えてくれた、ご夫婦のことを思いだしていた。
交わしていた会話が同じようなこと
というよりも
そのご夫婦からにじみでていたものと
このお店の方からにじみでていものが
同じような感じだったから。
備蓄できるものを調達しにいったはずが
なぜか、アイヌ刺繍が施された
天然素材の枕カバーと湯文字スカートなるものを購入。
「湯文字」という存在を、わたしは初めて知ったのだけれども
「湯文字」というものは、和服を着ていた頃
下着の代わりに女性が身につけていたものだそう。
巻く位置が、「腰」ではなく「腰骨」あたりで
巻いてもらった時、こんなに下に??!
となったのだけれども、ぎゅっと紐で結ばれると
その心地いいことといったら。
和服の帯は体幹、丹田を鍛えるのに最適
ということは耳にしていたけれども
「湯文字スカート」を着てみて、その良さ実感!
この湯文字スカートを身につけていると
自分がどのタイミングで骨盤が緩むのかもわかるそう。
自分の身体がいつ緩み、いつ強張るのかといった
自分の身体の状態がわかるようになるって。
ちょっと巻いてもらって、身につけただけでも
骨盤のあたりが心地よい程度に締め付けられて
姿勢がぴんとなって
わたしの趣味テイストの服でないのに
そもそも衣類を買うつもりではなかったのに
あまりにも心地よくて、ついつい購入。
帰ってから「湯文字」について調べてみると
生理用品を使用していなかった時代の下着事情についてや
花魁の色気の秘密のこととかいろいろでてきて興味深し。
自然栽培やオーガニック、マクロビ系を取り扱っているお店は
いくつもあるけれども
お店の商品はもちろんだけれども
ここで働いているお店の方が放つものが好きなんだろうな。
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