ロルフィング

一度会ってみたいと思っていた
ロルファーの方のワークショップに。

施術というと、今まで受け身で「してもらう」
というスタンスだったのだけれども
施術をする側とされる側が
反応しあって、共鳴しあうもの
であることがよくわかった。

施術の前に、まずはお互いが警戒しない
心地いいところの場所を掴むところからで
むしろそこを掴んでもらっていないのに触れられることは
土足でづかづかと家に入ってこられることと同義なんだなと。

触れなくても、もうすでに
身体の反応は始まっていて
それはされる側だけじゃなくて、する側も。

ポイントはどうやら
いかにして変化を引き出すか
ということっぽいのだけれども
この変化の促し方が
反応が大きいところがいいのか
というと、そういうわけでなく
むしろ、そういうところからだと
過剰な反応を無理に引き出してしまい
コントロールに繋がるような感じ。

抵抗のないところから
自発動的になるよう働きかけができるかが
施術者の腕の見せ所っぽい。

施術する側は、受け手に意識を向けるのではなく
自分に意識を向けた状態で相手を見ていく
そのとき、施術する側が
満ちている、安定している
状態であることが大切。

結局は、お互いに影響し合ってるから。

この人が、身体をみていくときの目付き
どこかで見たことあるなあと思っていたのだけれども
ヒーラーと言われる方の目付きそのもので
話していることはエネルギーワーク
そのものみたいな連続なのだけれども
使われる言葉は、地についてるものばかり。

能力者の方が説明してくれることは
わからないことだらけだけれども
この人の言葉で話されると、わたしでも、理解できてゆく。

ワークをしたとき、人が動く、話す、直前に
身体中がぞわぞわしはじめてて
常に変化に対して
それは自分にとって
安全かそうでないのか
感知し続けていることがよくわかった。

ワークショップ受けて
改めて手技だけ学んだ人の施術は受けたくないとなった。
身体に触れられることってかなりの影響力あるもん。

反応があるから、顕著にみられるから
といって、そこにいきなり働きかけしたり
お互いのエネルギー的なフィールドの
信頼関係ができていない内から
身体に触られたりすると
それだけで、もう身体も心も閉じそうだし
力技をやられることによって
その人の自我や自意識の刷り込みされてそう。

ボディワークの知識のないわたしでも
感じるところ多々あったから
ボディワークをしている人には
知っててほしい、受けてほしいなあ
っていうワークショップ。

それにしても
ほんと独特の目付きで
身体のことをみている方だった。

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